SB19、商標を巡って前事務所と対立?

写真はSB19の公式Facebookページより


「GENTO」が大ヒットし今注目を集めているPablo、Josh、Stell、Ken、Justinからなるフィリピンの5人組ボーイズグループSB19の行く手を阻む事態が起きている。

グループは元所属事務所の韓国企業ShowBTから2018年にデビューしたが、2023年6月に1Z Entertainmentを設立したと発表。これまでにグループはShowBT Philippinesから離れた理由や、前経営陣との関係については言及していない。

しかし最近、フィリピンのエンターテイメント情報サイトであるPEP.phは、事件に詳しい情報筋から、SB19とShowBT Philippinesの間に不仲があったと報じた。

https://www.pep.ph/news/local/177074/sb19-members-drop-sb19-instagram-a716-20231111?ref=article_tag

問題となっているのはSB19 というグループの商標所有権とオリジナル曲の著作権で、PEP.phの調査によりShowBT PhilippinesがSB19の商標を所有していることが判明。

世界知的所有権機関で「SB19」は商標クラス9と41に2021年1月3日から ShowBT Philippinesに登録されており、2031年1月3日に期限が切れる予定。また、SB19の楽曲の著作権はShowBT Philippinesにあるとも言われている。

異常事態に気づいたファンA’TIN

2023年11月9日、ファンはメンバーの個人SNSアカウントからグループ名が削除されていることに気づいた。

その後11月11日に開催されたフェスティバル「Fusion Freedom」のフライヤーにもグループ名は記載されず、ステージでもメンバーがグループ名を言うことはく、グッズの販売も停止している。

ファンA’TINからは「GOT7のように権利を買うべき」という声や「グループ名を変えるとしても愛してる」と、ここ数日この話題で持ちきりとなっており、「ShowBTのSNSアカウントのフォローを外そう」や今後ShowBTのアーティストはサポートしない運動に発展。

現在ファンはSB19について投稿する際、グループ名の代わりに、SB19箱推しを意味するファンが作った造語「mahalima」を使用している。

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